令和7年プレゼンテーション大会の実施

リハーサル・準備

受付や司会進行、準備・設営まで訓練生と指導員が力を合わせて取り組みました。
立ち位置やマイクの回し方等、入念にリハーサルを行います。

リハーサルの様子(オフィス実務科)

開幕・40周年の歩み

今年は職リハ設立40周年ということもあり、通常のプレゼン大会と少し違ったプログラムでお届けしました。

現所長や前所長、以前職リハの職員だった職業指導センター所長に、
サテライトオフィス平野所長と豪華な面々が揃い踏みとなり、40年の歩みを振り返りました。

ワーキングスキル科

訓練生の発表の一番手はワーキングスキル科、タイトルは「未来へ向かってワーキング」です。

自分達が行っている訓練の内容や気をつけていることなどをまとめて発表しました。

ワーキングスキル科とビジネスパートナー科は、今年から一緒に訓練を行う機会が増えています。
よって、作業系の訓練だけでなく、事務補助系の訓練についても少し触れていました。
以前のワーキングスキル科を知っている修了生は少し驚いていたようですね。

ビジネスパートナー科

2番目はビジネスパートナー科、タイトルは「BPの軌跡」です。

こちらも自分達の行っている訓練の内容や気をつけていることに加え、
会社見学に行ったときに学んだことについて発表していきました。

ワーキングスキル科とビジネスパートナー科の訓練生は、スライドの説明文を暗記し、
カンペなしで発表に臨みました。控室では緊張した様子も見られましたが、
本番では努力の成果が発揮された良い発表となりました。

ジョブ・コミュニケーション科

3番目はジョブ・コミュニケーション科、タイトルは「チーム ジョブコミ Let's Try」です。

ジョブ・コミュニケーション科は訓練内容を簡潔に説明したあと、
入校前・入校後・これからの自分について、それぞれ発表していきました。

みなさん入校前には訓練に毎日通えるのかということや働くことに対して、それぞれ不安を抱えていたようです。
入校後はコミュニケーションを取る機会が増え、少しずつ自分の障がいについて知ることができた
という意見が多くありました。みなさんの過去・現在・未来がよく分かる発表でした。

ワークアドバンスト科

4番目はワークアドバンスト科、タイトルは「幸せという宝を求めて~7人の旅~」です。

ワークアドバンスト科は「幸せとは何か?」をテーマに、
ワークアドバンスト科を修了した先輩にインタビューを行い、自分たちが考える幸せについて発表を行いました。

ゲームのRPG風のスライドから始まり、7人の先輩たちから「幸せとは何か?」の答えを
1ピースずつ集めていきました。幸せに関するヒントを先輩からたくさん得られたようでした。
中には会場まで発表を見に来ていた先輩もいて、質疑応答では感想やご意見、質問等をたくさん頂戴しました。

オフィス実務科

5番目はオフィス実務科です。
タイトルは「明るい未来へ、職リハ40年の歩み ~楽しく、無理なく、自分らしく~」です。

オフィス実務科は「楽」という一文字をテーマに、職リハの40年の歩みを振り返り、
インタビューした内容やアンケート結果から考えた職リハへの提案を発表しました。

「どんな講座があれば楽しいと思うか」との質問に対するアンケートの結果、
新しい講座の一つとして提案したのはAI講座。
スライドにはAIの技術を用いて作られた未来の職リハの外観像から、未来の所長の姿まで映し出されました。
これには会場から驚きの声が上がり、大いに盛り上がりました。

ICTテレワーク科

最後を飾るのは、ICTテレワーク科です。
タイトルは「あなたの知らないテレワークの世界~教えてテレミィ~」です。

ICTテレワーク科は、職リハのICTテレワーク科設立の経緯や現状、
テレワークという働き方の現状、現役の訓練生が考える未来の働き方などに関する発表を行いました。

壇上に用意されたひとつの椅子に座った訓練生と、
テレミィという3DCGのキャラクターとの対話で進んでいく様子は、とても観客の目を惹くものでした。
発表の後半は、訓練生たちが考える未来の働き方についての提言で、
メタバースや裁量労働制といった多様な働き方について考えるきっかけになったのではないでしょうか。

終わりに

この度は修了生、ご家族、企業の方等、非常にたくさんの方にご来場いただきました。
誠にありがとうございました。

訓練生のみなさんはこれから就職活動が忙しくなると思いますが、
今回のプレゼン大会で得た経験を次に活かして訓練に励んでもらいたいです。

お疲れ様でした!

***インスタグラムの記事はこちらから***

大阪市職業リハビリテーションセンター

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