大阪市職業リハビリテーションセンター
長崎能力開発センターから訓練生が来所され、ワーキングスキル科、ジョブ・コミュニケーション科の訓練生と交流会を行いました。
長崎能力開発センターは長崎にある職業能力開発施設です。
今回は知的障がいのある方たちの科目である麺製造科、
発達障がいのある方たちの科目であるポステック科の計20名ほどが来阪されました。
コロナ禍になる前までは毎年行われていた交流会ですが、今回は実に4年ぶりの実施となりました。
最初はワーキングスキル科とジョブ・コミュニケーション科の訓練について、訓練生から紹介を行いました。
今回は時間も限られているということで、いつもは時間をかけて行う訓練説明を、
コンパクトにまとめたバージョンでお届けしました。
後半は、ワーキングスキル科・ジョブ・コミュニケーション科が普段の訓練で行っている
コミュニケーショントレーニングの体験です。
言葉以外の情報で相手に伝えたり、言葉以外の情報から相手の気持ちを想像することで、
コミュニケーションをとる力を育みます。
職リハの訓練生と長崎能開の訓練生が混ざった6人ずつの5チームに分かれ、
最初は自己紹介を行いました。
今回行ったのは伝言イラストゲーム。
先頭の人から順に、紙に絵を描いて後ろの人にお題を伝えていきます。
早く正解出来た方が高得点ということもあり、正しく伝えたいためか時間をかけて細部にまでこだわる人から、
スピード重視で描いたために次の人に正しく伝わらない人まで様々でした。
途中で一度だけ、回答する順番を変更できるチャンスがありました。
訓練生同士話し合って順番を決めていきます。
最後は難しいお題が続き、なかなかすぐ正解出来ないチームもいましたが、
指導員からのジェスチャーのヒントを読み取ったり、同じチームの人が描いた絵を見比べて、
正解を導き出していきました。
最後には、ずっと1位をキープしていたチームを他のチームが大逆転で破る等、
非常に盛り上がりをみせてコミュトレの体験は終了しました。
最後に、長崎能力開発センターのみなさんからお土産とお言葉を頂いて、交流会は無事に終了となりました。
長崎能力開発センターの皆さん、まだまだ暑さの残るなか、
遠路はるばるお越しいただきありがとうございました。